株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO兼COO:深津航、代表取締役CEO兼CTO:山田浩之、「以下Scalar」)、2024年8月27日に有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催されるKubeDayイベントにおいて、CEO兼CTOの山田浩之と鈴木俊裕が「Towards Effortless Transaction Management in Microservices」というタイトルで登壇します。
KubeDay Japan2024は、クラウドネイティブ技術とKubernetesに関する専門家や開発者、実務者が集まり、知識を共有し、コラボレーションするためのイベントです。今回、Scalarは厳選な審査を通過し、「Towards Effortless Transaction Management in Microservices」と題し、マイクロサービスにおけるデータベースの一貫性を保証するために用いられるSagaパターンやTCC、2PCのアプローチの利点や欠点、これらの課題を解決するトランザクション管理ソリューションを紹介します。
【セッション概要】
マイクロサービスアプリケーションをDatabase-per-serviceパターンに基づいて開発することは、複数のデータベースの一貫性を保証する必要があるため困難です。この課題を解決するために、SagaやTCCが広く用いられていますが、これらのアプローチでは、アプリケーションが隔離性を保証しなければならず、つまり、アプリケーション開発者が複雑なリカバリー機構を実装する必要があります。もう一つの方法として、2相コミット(2PC)があります。しかし、2PCはスケーラビリティと可用性が制限されていると考えられ、マイクロサービスアーキテクチャにおいてアンチパターンとして議論されることがよくあります。このセッションでは、マイクロサービスアーキテクチャの利点を再検討し、トランザクション管理の既存のアプローチの利点と欠点を再考します。その上で、マイクロサービスの利点を失うことなく、トランザクション管理を容易に実現するソリューションを紹介します。
講演者: 山田浩之 & 鈴木俊裕
日時: 2024年8月27日(火) 14:15 - 14:45
会場: 4F Hall B セッション情報詳細はこちらから
株式会社Scalarについて
株式会社Scalarは、東京とサンフランシスコに拠点を持つ2017年に設立された日本発のグローバルスタートアップです。「データ管理をより信頼できるものにする」をミッションとし、異種複数のデータベースをまたがるトランザクションを管理し、分散したデータベース間の整合性の課題を解決する、分散トランザクションマネージャ「ScalarDB」とデータの真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウエア「ScalarDL」の開発・販売をしています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
株式会社Scalarのプレスリリース⼀覧https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/37795
<本リリースに関するお問い合わせ>
株式会社Scalar広報担当: press@scalar-labs.com
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